公務員の定年延長
今朝の日経1面トップは「公務員、60歳から給与7割 賃金カーブ抑制 定年延長法案、民間に波及期待」という内容です。
人手不足と高齢化が進む日本では「元気な人は年を重ねても働き続け、少しずつ責任(仕事の負担)も給料も減っていく」という流れになるのでしょうか。
その場合「やる気」を維持するのは、なかなか難しいと思います。
給料も責任も少しずつ下がったときに、「やる気」の下がり方も「少しずつ」になるでしょうか。
マズローの欲求5段階説やハーズバーグの2要因理論などが示している、「給料だけが人のやる気の源泉ではない」ということを、実際の職場でどのように形にしていくか。
さらには、若者のやる気を上げる仕組みと、どのように共存させるのか。
人口減少や高齢化は確実にやってくる、避けようのないことです。
賃金制度やその他の工夫に知恵を絞ることが重要で、「公務員と同じように」というだけではなく、他社との差別化を図るための重要なポイントになっていくでしょう。