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あした就活の新ルールが決まります。

 2018/10/28 人材不足 採用 この記事は約 3 分で読めます。
就活

あした就活の新ルールが決まります。

 

このところ気になっていた話題なのでコメントしました。

 

経団連のルールが形骸化したのに、政府主導のルールが今後定着していくとは、とても思えません。

 

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO37021860X21C18A0EA5000/?gift=g2ls5b1b6cqjE0MjEyNjA1NTKkN1BGeKAyAQ.8Uaf3Z9V

 

新卒一括採用は企業にとって、とても効率的な方法で、年功序列・終身雇用のシステムの入り口としては合理的なものでした。

 

しかしその時期の早期化や、通年採用に対応するためにはコストが増加してしまいます。

 

それでも現在のように人材の獲得競争が激化する中では、競争力の源泉となる有為な人材採用のためにお金と時間をかけるのは、やむを得ないと私は考えます。

 

市場経済の中では、それも仕方のないことではないでしょうか。

 

当然、学生の側も就職活動にかけられる時間と、学問に費やす時間はトレードオフの関係にあり、最悪の場合には卒業ができなくなるというリスクを抱えながら、就活をすることになります。

 

学業をおろそかにすることを奨励するつもりは全くありませんが、日本の企業は国内のルールだけでは、もはや勝負することはできないことを忘れてはいけません。

 

最近の記事を読んでいると、企業も大学もそれぞれ自分側に都合の良い、何かしらの規制に頼ろうとしている印象を強く感じます。

 

本来はどうすればもっと「双方相手の立場に立った」採用活動や就職活動ができるのかについて、真剣に議論されるべきだと思います。

 

アメリカの就職事情

 

https://r.nikkei.com/article/DGKKZO37023440X21C18A0EA5000/?gift=g2ls5b1cFDqjE0MjEyNjA1NTKkVlM0caAyAQ.YZtyDrYN

 

いっぽうで終身雇用の意識が強い日本人と、キャリアアップの1段階目と見るアメリカ人の違いは明らかです。

 

これから外国人の雇用を促進していく日本企業にとって、留学生の93%を占めるアジアの学生もやはり、就職はキャリアアップの1段階目とみられる傾向があることは無視できません。

 

それも含めて「採用活動」が国際化の波にもまれながら、これまで日本企業が行なってきた新卒の一括採用が残るのか、通年採用に変わっていくのか、どちらかに収斂されていくのでしょう。

 

それも、日本企業の魅力を増し続けることができるのであれば「日本で働きたい外国人」は、日本型雇用慣行をひとつのスタンダードとして受け入れるかもしれません。

 

もしそうでなく、日本企業が世界のスタンダードに合わせなければ有為な人材を獲得できないのであれば、企業の側ががそのように変化していくでしょう。

 

「市場原理」とはそのようなものではないでしょうか。

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